第34回東日本部会開催のお知らせ

日本社会関連会計学会 東日本部会のご案内

本日6月25日(土)午後1時30分より東日本部会をZoom方式に開催をさせて頂きます。会員の皆様にご案内をさせて頂きました本日のプログラムに一部、変更が生じましたので再度、プログラム(2ページ目)のご案内を申し上げます。

変更点は、本学会の宮崎修行会長のご推薦によりエックハルト・ヒッツアー先生(国際基督教大学)の特別報告(13:40~14:20)として、英語での自然エネルギー使用に関する環境負荷(と財務的負担)に関するご報告を行って頂けることになりました。

また、本日のご講演として「EVを取り巻く状況と今後の見通し 」を櫻井啓一郎氏(産業技術総合研究所 安全科学研究部門 社会とLCA研究グループ 主任研究員)に行って頂きますが、本講演内容に対する社会関連会計研究の視点からの解題のポイントを事前にご紹介をさせて頂きます。

(解題ポイント)
本講演の内容に関して、社会関連会計における付加価値創出との関係、たとえば労働や雇用への影響を数量的に評価して、社会に発信できることの可能性、環境価値をサプライチェーン全体(自動車メーカーサプライチェーン全体)で高めることの必要性がある中で、今後のEV車市場の展開が、社会的価値としての環境価値と経済的価値(産業や企業が創出する経済的価値)の因果関係、たとえばグローバルに環境価値創造ができなければ企業間競争にも敗北して、自動車産業を基幹産業とする日本のマクロ・ミクロ双方の付加価値創出に重大な影響はないのかなど、社会関連会計の視点からの論点を整理していくための議論ができればと考えております。

ご参加の皆様の積極的なご議論を賜りましたら幸いでございます。

部会準備委員長
村井秀樹
(日本大学)

****プログラム(変更後)****
2022 年 6 月 25 日(土)
13:00-13:30 Zoomの接続確認
13:30-13:40 開会の挨拶 学会長 宮崎修行 氏(国際基督教大学)
13:40-14:20 特別報告 (発表 30 分・質疑 10 分)
 Prof. Dr. Eckhard Hitzer (国際基督教大学)
 Christ Centered Stewardship for the Environment: Responsibility, Physics, Energy, Care and Architecture
14:30-14:40 講演解題  村井秀樹(日本大学)
14:40-15:55 ご講演 櫻井啓一郎氏(産業技術総合研究所 安全科学研究部門 社会とLCA研究グループ 主任研究員)
 講演テーマ:「EVを取り巻く状況と今後の見通し 」
15:55-16:10 休憩(チャット等による質問の受付)
16:10-17:00 討論 櫻井啓一郎氏、宮地晃輔氏(長崎県立大学)、村井秀樹
17:00-17:10 閉会の挨拶 準備委員長 村井秀樹

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